〜思い出で終わらせたくない!〜 アーヘン工科大学に行く慶應義塾生にインタビュー「3年 土井真志くん」

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〜思い出で終わらせたくない!〜 アーヘン工科大学に行く慶應義塾生にインタビュー「3年 土井真志くん」
こんにちは!交換留学.com事務局の天野です!
今回はアーヘン工科大学に交換留学予定の慶應義塾大学の土井真志くんにインタビューさせてもらいました。
みなさんは一度行った土地や国に戻りたいと思ったことはありませんか?
土井くんは一度行ったことのあるアーヘンに長期間滞在することを望み、実際にアーヘン工科大学への交換留学を決めました!
彼の決意にご注目ください!
2.アーヘン工科大学に交換留学に行きたいと思ったきっかけ
大学1年生の3月に慶應義塾のアーヘン工科大学春季講座という短期の語学研修に参加しました。せっかくドイツ語を学んでいるのだから使ってみたい、というのと、海外に行ってみたいという気持ちから応募しました。 この研修ではドイツ語の授業のほかに、ホームステイ、ドイツの学生とのプレゼンや食事会などを経験することができました。私がもっとも印象に残っているのはドイツで出会った人々との交流です。日本人ばかりと関わってきた自分が異なる文化的背景をもった人々と話していることが新鮮でした。また多くの人が自分に興味を抱き仲良くしてくれたことがたまらなく嬉しかったです。語学を頑張らないとこの関係は終わってしまう、そう思うとドイツ語や英語を上達させたい気持ちが強くなりました。そして、もう一度アーヘン工科大学に行くことを決意しました。
3.ドイツ語はどうやって勉強しましたか?
アーヘン工科大学に交換留学生として入学するためにはドイツ語か英語の技能を証明しなければいけません。私はドイツ語の授業を履修する予定だったのでドイツ語の技能証明書が必要でした。ドイツにおいても語学能力はC2〜A1で表されますが、アーヘン工科大学は中級レベルのB1を要求しています。ドイツの大学の多くはそれよりも高いB2を最低ラインとしているため、アーヘン工科大学は比較的厳しくないようです。B1レベルのゲーテの試験は読み・聴き取り・書き・会話の4つから構成されていて、それぞれの分野すべてで100点満点中の60点を超えると修了とみなされます。私は語学研修から戻ったあと、経済学部のドイツ語を未修者用から既習者用のものに切り替え、他学部(法学部)のドイツ語インテンシブも受講しました。週5コマでドイツ語を学習していました。法学部のドイツ語インテンシブは満遍なく技能を伸ばしてくれるため試験対策力がつきます。ドイツ留学を目指すなら法学部のドイツ語インテンシブを強くおすすめします。ゲーテの試験は疑似問題集があるので試験の形式を把握することができます。それを使って、友だちと会話の対策をしたこともB1を修了できた要因だと思います。
4.エントリーシートには何を書きましたか?
自分の過去、現状、将来やりたいことを整理しました。またヨーロッパの情勢が今後どのようになるかを現場で見たいということやドイツ語を日常的に使う人々との交流を通して異文化の精神を理解し国際人として必要な資質を備えたいということを書きました。
留学計画書ではシラバスをみて、興味のある授業を選んで書きました。とくに経済学や経営学と情報学が結びついたような授業が魅力的でした。きっと将来役に立つだろうと思いました。
5.面接で何を聞かれましたか?
寮でトラブルが起きた時どう対応するか?
アーヘン工科大学にこだわっているが教授にもこだわっているのか?
環境経済学とはなにか?(留学計画書で言及していました)
をドイツ語で問われました。
一方、志望理由のまとめ、
将来の夢について、
日本のIT産業にはなくてドイツのIT産業にあるものは何か?
を日本語で問われました。
日本語で問われることのほうがより志望理由書に沿ったものだと思います。
6.アーヘン工科大学に期待するものとは?
アーヘンではドイツ人だけでなく、デンマーク人、イラン人、パキスタン人、ロシア人など多様な人々と交流することができました。友人を多く作り、視野を広げられたらと思います。

7.後輩に一言お願いします!
早めに準備したほうがいいと思います。ゲーテなどのドイツ語試験はトフルやアイエルツに比べると頻繁に実施されないため試験日程を確認し計画を立てることが重要です。
交換留学の面接では、ドイツ語での講義を望むとドイツ語力をその場でためされるので第一に聴き取り、次に会話の実力をある程度つける必要があります。ドイツ語を学ぶ教材はネット上にたくさんあります。慶應義塾の授業もすばらしいものがたくさんあります。 独学が得意でない方は僕のように授業を活用するのもありだと思います。
8.交換留学中の土井くんにインタビュー 現地の生活、大学の様子
大学の建物は町中に散らばっています。図書館を利用する際はコインロッカーに鞄や上着を預けなければなりません。
学生は主にバスか自転車か徒歩で移動します。大学の建物の近くには必ず手すりのような駐輪場があります。地下にきちんとした駐輪場を有する建物もあります。
学生は原則的に同一の州内を走るバスと電車の定期券を強制的に買わされますが安くてとても便利です。バスは至るところを走っていて多くの人にとって最も重要な交通手段です。
大半の学生が寮やそれに近いものに住んでいます。私的なアパートを探す場合は別ですが、大学を通して寮を探す場合は基本的に自分で自由に選べません。住居探しは本当に大変なので住む場所が見つからない学生が少なくないです。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか? ドイツへの交換留学は非常に情報が少なく、情報が限られています。
そして、交換留学は語学力の準備に時間かかります。また、交換留学の選考には十分な対策が必要です。
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