【交換留学インタビュー】文化の結節点トルコ! ボアジチ大学に行く慶應義塾生にインタビュー「3年 広田潤平君」

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【交換留学インタビュー】文化の結節点トルコ! ボアジチ大学に行く慶應義塾生にインタビュー「3年 広田潤平君」
こんにちは!交換留学.com事務局の天野です!
今回はボアジチ大学に交換留学予定の慶應義塾大学の 広田潤平君にインタビューさせてもらいました。ボアジチ大学はトルコにあるということで、治安を気にされる方もいらっしゃると思います。
しかし、慶應義塾から唯一中東でいける交換留学の提携校です!
アジアとヨーロッパの結節点であるトルコで学ぶことは、多種多様な価値観に触れることができるのでおすすめです!
まずは、ボアジチ大学がどんなところなのか?見てみましょう!!
1.ボアジチ大学とは???
ボアジチ大学はトルコのイスタンブールにある歴史ある大学です。前身は1863年に作られたロバートカレッジというアメリカ人が立てた学校になります。その伝統からトルコ語以外の授業は全て英語で行われています。経営学や人文科学、歴史や工学など幅広く学ぶことができます。
慶應義塾から中東圏で交換留学できる唯一の大学です。
2.ボアジチ大学に行く 広田潤平君にインタビュー
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本日はよろしくお願いします!まずは、交換留学に行きたいと思ったきっかけを教えてください。
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もっと中東に関わる政治情勢や政治制度について勉強を深めたいと思ったからです。
一番最初は、僕が小学生の頃、イラク戦争とかが起きてニュースを見ながら、漠然とですが、中東を知りました。ほとんどが悪いイメージのものでしたが。それで中学や高校の時にイスラームや中東に、具体的に興味を持つようになり、もっと中東に対して中立的な見方を教わりました。そうして気づいたらイスラーム圏の政治制度や、イスラームと政治の関係などの分野を意識するようになりました。
また、大学生になってUAEやオマーン、ヨルダンなど中東の国に旅行に行きました。特にオマーンやヨルダンで、アラブ人の優しさに触れ、アラブ人や中東がますます好きになりました。ヨルダンはとても治安がいいですし、物価も安く、アラブの雰囲気が感じられて特にオススメです!
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トフル(TOEFL)はどうやって勉強しましたか?
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点数は基準点ぴったりでした。英語はインテンシブクラスを取っていたのでそこで身につけたり、旅するのが好きで英語使う機会を多く持っていたので自然と練習になりました。
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ボアジチ大学を選んだ理由は何ですか?
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慶應義塾では、イスラーム関係の授業が少ないのでそれを学べる大学に行きたかったです。中東で慶應義塾と提携している交換留学先はボアジチ大学しかないので、他の大学のことは考えていませんでした。そして、一度中東圏に住んでみたいという自分の思いもありました。将来的には中東圏で仕事をすることも考慮に入れています。
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面接で何を聞かれましたか?
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ボアジチ大学を志望していたのは僕一人だったので面接は確認という要素が強かったです。自分のことについて話しました。主にどのような大学生活を過ごしてきたかを聞く質問が多かったです。
どういう経緯で色々な国に行ったか?
難民問題をどういう経緯で興味持ったか?
あとはサークルのことを聞かれました。英語の質問は最後2割でした。
治安のことを心配されましたが、テロがあってもトルコに行くつもりですと強い意志を見せました。
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エントリーシートには何を書きましたか?
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交換留学に行った友人に添削してもらいました。志望理由書の一番はじめに自分の大きな夢を書きました。
そして、夢を実現するためにどういう勉強を日吉でしてきたか、どんな課外活動してきたか、今の自分に足りないものは何かを述べ、足りないものを満たすために交換留学したいという書き方をしました。
その他には自分が日吉で取った授業について詳しく述べました。また、他の人の過去に書いた志望理由書を参考にしました。
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ボアジチ大学に期待するものとは?
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まずは友達です。交換留学生も多い大学なので、世界に人脈を広げたいというのもあります。そして、英語の論文に触れる機会が増えると思うので、英語の運用力を高めたいですね。
でも一番は地元のトルコ人と話したり、最近増えているシリア人と交流することです。交流から見えてくるものもあると思うので。
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後輩に一言お願いします!
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まだ実際に行ったことはないですが、トルコはきっと安全な国です。中東に対してなんとなく抵抗を持っている人もいると思いますし、もちろんその気持ちは理解できますが、中東だからと言ってハードルを上げてしまうのはもったいないです。中東の研究をしたい人、トルコの地理的な魅力に賛同してくれる人はもちろんのこと、少しでも中東行ってみたいかもと思う人がいたら、是非現地に行ってみて欲しいと思います。
また、ボアジチ大学から日本にきている交換留学生は筑波大学や大阪大学、東京外国語大学にも来ているので、話してみたい方がいましたら、是非紹介します!
そして、トルコは私たち日本人のイメージからすると中東のイスラーム教国というイメージが強いかもしれません。しかしながらトルコ人の中でも信仰の度合いはかなり違うそうですし、このボアジチ大学も欧米の文化の影響を強く受けた欧米式の大学で、政教分離の名の通り、宗教的には中立です。そうした欧米的な空気や文化と現在まで続くイスラーム文化交わりを体感できる点がトルコにある大学の魅力かなと考えています。トルコ=イスラームというイメージは少し異なるということを最後に付け加えておきます!
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交換留学中の広田さんにインタビュー! 語学に関して感じること
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当たり前といえば当たり前ですが、、、来る前の想像をはるかに超えて、トルコ語で生活しています。自分がトルコ語を話せるようになるとは今までの人生で微塵も思っていなかったです。もちろん授業が英語なので、ボアジチ大学の学生は英語を話せるのですが、日常会話はもちろんトルコ語で、僕がトルコ語をすこしでもわかれば、基本的にずっとトルコ語を話しています。僕にはすごく刺激的で、英語以外の外国語を話すようになると、英語が外国語として少し客観的に見られるようになって、今は外国語を学習することそのものをものすごく好きになりました。非英語圏への交換留学を考えている人は是非、同じ感覚に浸ってみてほしいですね!
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交換留学中の広田さんにインタビュー! トルコ人の特徴!
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なんといっても1番の特徴は、人のことが大好きで、ものすごくフレンドリーで話が止まらないことです。酒飲んだ日本人よりも話すんじゃないかってくらい、積極的になんでも話しますし、質問します。飲み会のような場もありますが、基本的にはチャイ(トルコの紅茶)を飲みながら、ずーっとどこかへ座って話続けてるイメージです。楽しいですよ〜〜。そして、日本人のことが大好きな人が多いのは本当に本当です。心地よすぎるくらいに、日本のことが大好きなので、誇らしいです。
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交換留学中の広田さんにインタビュー! 交換留学中の生活費
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想像以上に日用品などの物価が安めであるのと、学食が毎日3食、しかもかなりリーズナブルな値段で食べられるので、欧米圏の交換留学に比べると、かなり金銭的には助かっています。
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交換留学中の広田さんにインタビュー! ボアジチ大学のいいところ!
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ボスポラス海峡のすぐ近くで毎日絶景を眺められるキャンパスです。海峡の先には壮観なモスクも立ち並び、毎日見惚れます。そしてキャンパス内にも街中にも、本当に猫が多く、最初は少し抵抗がありましたが、今ではもう癒しです。授業中も、食事中も(ランチを食べられないように注意)、のこのこやってきて、学生を癒してくれます。学部が本当に多く、イスタンブールの中にキャンパスが6つぐらいありまして、キャンパスごとに違った雰囲気があるのも魅力です。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか? トルコへの交換留学は情報が限られているため、事前の情報収集が不可欠です。
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