〜多様性を求めて〜 カリフォルニア大学に交換留学する「2年武野絹子さん」

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〜多様性を求めて〜 カリフォルニア大学に交換留学する「2年武野絹子さん」
こんにちは!交換留学.com事務局の山崎です!
今回はカリフォルニア大学に交換留学する、武野絹子さんにインタビューさせていただきました。
武野さんは純ジャパでありながらも、慶應の協定校の中でも倍率の面では最難関であるカリフォルニア大学の学内選考を突破されました。選考突破の秘訣をお聞きしましたので、ご覧ください。
1.交換留学を決意したきっかけは?
私は高校生の頃から留学を考えており、慶應を選んだ理由や法学部政治学科を選んだ理由も留学する上で最も良い環境だと思ったからということです。
また多くの人の場合は、海外に興味があるから英語を勉強する。といった流れだと思うのですが、私の場合は語学力を伸ばしたいと思ったことがきっかけで留学を決意しました。というのも中高時代から英語学習には力をいれ、大学に入ってからも英語インテンシブコースで勉強したのですが、帰国子女や英語圏に在住経験のある方々に比べると英語力はどうしても劣ることが本当に悔しくて、留学をすることで確固たる英語力を身に付けたいと感じるようになったということが大きな要因だと思います。
2.なぜカリフォルニア大学なのか?
出願する大学をどういった形で絞ったかという事ですが、まずは国を絞りました。もともと英語圏であるアメリカ、カナダ、イギリスに行きたいと考えていましたが、最終的にはアメリカに決めました。というのも私は中学生の頃から新聞を読むという習慣があったのですが、新聞の知識を通してアメリカが世界の中で一番プレゼンスを持っている国であると感じていたので、アメリカで学びたいと思いました。
次になぜアメリカの中でカリフォルニア大学を選んだのかという事についてですが、一つの理由としてはTOEFLのスコアを留学書類提出期限の〆切の直前まで持っていなかったので、TOEFLの基準点が低い大学を中心に考えなければいけなかったことがあります。もう一つの大きな理由としては、カリフォルニア大学は留学生が多いために多様性に富んでいるという事がありました。
3.交換留学準備について教えてください!
私の場合、交換留学の準備はかなりギリギリになってしまったため、そもそもTOEFLの条件を満たすことができないまま出願準備に踏み切ることになりました。実際に準備を開始したのは、出願締め切りの一ヶ月前くらいで、大学等を調べ始めました。要件を踏まえた上で大学を絞り、志望理由書、研究計画書、大学別志望理由書の順に留学書類を書き始めましたが、締め切りの1週間前にはまだ志望理由書すら書き終わっていなかったため、当然ながら提出が完了したのは締め切り当日です。ただ、締め切りに追われてガツガツ書いていくうちにどんどん留学への想いが強まっていったと思うので、勢いづいて書いたことがかえってよかった気もしています。笑
4.交換留学書類で書いたことを教えてください!
書類で書いたことは沢山ありますが、将来的にどんな人物になりたいのかをゴールに据えて自分の過去の経験や、留学先で学びたいことを書いていきました。これは交換留学経験者の方々が仰っているような、過去、現在、未来の軸を意識する、というアドバイスに基づいて書類を構成しました。
具体的な内容としては、日本社会に貢献するという夢を叶えたいと考えている自分にとって、日本より優れた国の一つであるアメリカで学び、知見を得ることは不可欠だということを述べました。
流れ的には、
ーーという夢があります。
→これはーーという経験から来た問題意識に基づくものです。(所属する国際関係会、KIP知日派国際人育成プログラムの活動に触れる)
→そのためには留学をする必要があります。具体的には社会学や政治学を取りたいです。
という感じで書きました!
5.面接で聞かれた内容は?
すべて日本語でした。内容をリストアップすると、
まず、「私たち(面接官)は既に志望理由書読んだので、あなたの人となりを知るために面接しますね。」という感じに宣言されました。朗らかな雰囲気の面接でしたので、とてもありがたかったです。ただ、皆さんの聞かれると噂のテンプレの質問(志望理由書を簡単に説明しなさい、など)から始まったわけではないので内心軽く動揺しました。笑
①志望理由書に書いてあるアメリカという国で勉強したい理由はわかった。でも、これよりもっと前にアメリカという国を意識し始めたのはいつごろ遡って答えてください。
→新聞読んだり、社会について学ぶ中でアメリカは日本にとってプレゼンス高いと気づいた。
②どういう風にプレゼンス高いと思うの?
→安全保障、社会政策が頻繁に比較されること、また我々の世代が英語教育についてうるさく言われてきたのもやはりアメリカが世界の中心だからでは?と感じたから。
③イギリス行ったことあるみたいだけど、どうだった?なんでイギリス志望じゃないの?
どちらかというとイギリスは伝統を重んじる傾向があるのに対し、アメリカは革新的でイノベーティブな国なので、そこに惹かれたから。
④将来の夢が〜ってあるけどこれは帰ってきてから具体的にどう実現するの?
⑤夢が抽象的な感じするけど、その具体例は何ですか?
6.TOEFL(IELTS)、GPA、交換留学書類&面接の3つの要素の重要性を百分率で表してください。
書類と面接90パーセント、GPA5パーセント、TOEFL5パーセント。
7.派遣先大学に期待する事は?
カリフォルニア大学はカリフォルニアの中でもレベルの高い学生の揃う優秀な大学ですので、そういった生徒さんとの交流がまず楽しみです。学生の多様性に富んでいるので、交流を通じた自分の内面への影響では日常の中での視野の広がりを求めています。また、もちろん授業のクオリティが高いことも期待しています。社会学や政治学も日本よりも小さなトピックをじっくり扱える授業が多いので、腰を据えて勉強したいです。(これまでの勉強に対する姿勢はガッツリ変えないとだとは思います、、笑)
8.後輩に一言あればお願いします!
これから交換留学を目指そうと考える方々に対して言っておきたいのは、とにかく早めに準備した方が良い!という事です。自分自身、取り掛かるのがギリギリになってしまったのでもう少し余裕を持てればよかったのではないかと思います。それと、自分が興味を持てる課外活動には積極的に参加するべきだと思います。というのも、関わる人が増えれば増えるほど自分とは違う価値観を持った人に会うことができ、自分の考え方に影響を与えてくれると考えています。
9.まとめ
いかがでしたでしょうか?
慶應義塾はカリフォルニア大学のような世界トップレベルの大学と協定を結んでいるため、選考を突破すればそういった大学に留学する事も可能です。また決して限られた人のみが行けるというわけではなく、準備をしっかりと行えば誰にでも手が届くものだと思います。思いたったらすぐに準備を始めましょう!
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