〜憧れの英国へ!〜 エジンバラ大学へ交換留学する慶應義塾生インタビュー「1年、M.Fさん」

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〜憧れの英国へ!〜 エジンバラ大学へ交換留学する慶應義塾生インタビュー「1年、M.Fさん」
こんにちは!交換留学.com事務局の山崎です!
今回はイギリスのエジンバラ大学に留学予定のM.Fさんにインタビューしました!
Fさんは高校時代にニュージーランドで留学していたこともあり、当初はニュージーランドの大学に出願する予定でしたが、直前でイギリスのエジンバラ大学に変更することにしたそうです。
エジンバラ大学を選んだ決め手は果たして何だったのか?
どういった基準で出願する大学を決めてよいか悩んでいる方、必見のインタビューです!
ぜひご覧ください!
1.交換留学を決意したきっかけは?
高校生の時に1年ほどニュージーランドへ留学したのですが、生徒と先生の距離が近く、活発な議論が行われる授業に驚き、日本での授業と比較すると大きな差を感じました。中でも、グループを組んで、同じグループになったメンバーと実際に何百個もプロダクトを作り、MarketDayというイベントで売ることで獲得した利益によって成績評価されるといったビジネスの授業は大変楽しかったので、今でも印象に残っています。そういった海外の生徒参加型の授業スタイルに惹かれ、一時は海外の大学に進学する事も視野に入れていました。ですが多くの事情を考慮した結果、慶應義塾大学に進学する事を決め、入学前の段階から交換留学制度を使って1年間だけでも海外の大学に行こうと考えていました。
2.留学準備について教えてください!
留学に応募する事は前々から決まっていたのですが、夏休みを満喫していたらなかなか書類を書くタイミングがありませんでした。なので夏休みの終わりに急いで書き始めたという感じですね。笑
留学書類をあまり人に見られたくなかったので、先輩に添削して頂いたりもしていません。
ですが、志望理由の書き方等は、過去に慶應の交換留学選考を突破された方々のブログを拝見し、参考にしました!
面接も対人での練習は一回もしていません。一応、聞かれそうな質問はイメージするくらいの準備はしていました。また、IELTSは高校の時に受けており、エジンバラ大学の基準点をクリアしていました。
3.エジンバラ大学を選んだ理由は?
ニュージーランド留学時に、TPPに関するエッセイを書いて賞をもらったことがきっかけで、国際的な経済枠組みに興味を持っていたので、交換留学を通して学びたいと考えていました。そこで、国際的な経済枠組みを学ぶ上でどの国の大学に行くべきかということを検討しました。真っ先に思い浮かんだのはイギリスでした。なぜなら、Brexitで経済的に大きな打撃を受けるであろうイギリスで経済法を学ぶのは絶対面白いだろうなと思ったからです。それと、ニュージーランド留学の際に受け入れてくれたホストファミリーがイギリス人だったため、イギリスの文化や習慣に触れており、イギリスという国自体に大きな興味を持っていたという事も理由の一つです。そこで、イギリスの協定校の中で経済法を学べる大学を絞り込もうとしたのですが、そもそも交換留学生に対して法律の授業に対して履修許可の下りる大学がマンチェスター大学とエジンバラ大学しかありませんでした。さらに、マンチェスター大学は経済法に関する授業が存在しなかったので、エジンバラ大学以外に選択肢がなかったですね。笑
志望理由書の内容も以上のような感じで書きました。
このように、エジンバラ大学でなくてはいけないという必然性が出せたのが良かったのではないでしょうか。
4.面接で聞かれた内容は?
1.志望理由は?
→国際経済法を欧州の視点で学びたい。高校のときのニュージーランド留学でTPPについて学んだことで、国際経済法に興味を持った。特に知的財産分野に興味があるため、欧州の知的財産制度を学んでみたい。
2.Brexitに関してどう思うか?
→イギリス経済、そして欧州全体にとっても打撃を受けるだろう。知的財産の側面から見ると、欧州統一特許などはEUの枠組みでないので影響を受けないが、欧州意匠制度や商標制度は今後変革を遂げて行く必要がある。その中で、これから英国と他のEU諸国がどう協調するかが欧州経済にとって大切になってくる。そういったことを、大陸法と英米法混ざった法体系を持つスコットランドで学ぶことに意味があると思う。
3.TPPの発効、そして日本とEUとのFTA締結により、イギリスは経済的にこれから孤立するだろうと言われているのは知っていますか?そんなイギリスでいま経済法を学んでも、あなたの将来の役に立たないのでは?
→私もイギリスは今後孤立していくと思う。しかし、イギリスというよりスコットランドで学ぶことに私の研究の意味がある。スコットランドはイングランドとは異なる法領域なうえ、EUへの残留を希望するカントリー。スコットランドだからこそ英国法のみならずフランス法やドイツ法まで公平な視点で広く学べると思っている。
4.帰国してからの予定は?
→国際経済法を研究領域とする田村次郎ゼミに入って、英国の視点から学んだことをフィードバックしたい。
5.エジンバラ大学は日が短くて鬱になる人が多いが、大丈夫か?
→大丈夫。剣道を10年以上続けていて、体もメンタルもタフ。
6.中国語インテンシブコースを履修しているのはなぜか?
→前述の通り知的財産分野に興味があるので、そういった中国企業が日本で著作権や特許を取得する際など、日本法の観点からサポートする仕事をもしたいと思っているから。
7.全然中国と日本の法律違うけど、中国語学んでどのように仕事にしていくの?
→中国は知的財産分野の分野で度々話題になる国なので、日本法の観点からサポートするなどしたい。
8.中国ってそんなに知的財産分野でアツいの?
→インターネットにおける著作権侵害、海賊版DVDの販売などが横行する国。アニメキャラクターの著作権侵害など日本においても問題になっているので、少しでも中国企業を手助けすることができたらいいと感じる。
5.TOEFL(IELTS)、GPA、留学書類&面接の3つの要素の重要性を百分率で表してください。
私自身、留学に関しての情報を多く集めていたわけではないので、あまりわからないというのが正直なところですが、選考する側としてはは全ての項目を総合的に勘案して決めているのではないかと思います。なので、3つの項目の中で致命的な項目があるとそれが大きく選考に響くのではないかと考えています。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか?交換留学は様々な思いを持った人が様々な方法で世界中の大学を選びます!
M.F.さんも交換留学に置ける準備の必要性を強調されていますね。
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