〜ドイツ語にどっぷりつかる交換留学〜 ハレ大学に交換留学中「霜越大海さん」

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〜ドイツ語にどっぷりつかる交換留学〜 ハレ大学に交換留学中「霜越大海さん」
こんにちは!交換留学.com事務局の天野です。
今回はドイツ東部にあるハレ大学に交換留学中の霜越大海さんにお話をお聞きしました!
ドイツでドイツ語にどっぷりと浸かり、なかなかドイツ語を理解できない中でどうやって生活を乗り切っていくのか?
授業の様子など、ドイツでの生活をお聞きしました!
ドイツへの交換留学を考えている人、交換留学先で法学を学びたいと考えている人は必見の記事です!
1.交換留学先にハレ大学を選んだ理由
ドイツを選んだ理由としては、かねてからドイツの文化・歴史に興味があったことと、大学1年生のころから参加していた慶應義塾大学でのドイツ語インテンシブコースで学んだドイツ語にさらに磨きをかけたいとの思いがあったからです。
ハレ大学を選んだ理由としては、法学部が高い評価を受けていること、慶應義塾から交換留学でハレ大学に来た学生向けの奨学金制度があるということが決め手になりました。ハレ大学法学部に在籍しているドイツ人からも、ハレ大学の法学部はドイツ国内でも名高いと聞きました。設備も整っていて、法学部の授業が豊富であること、メインキャンパスになんと法学部専用の図書館があります。
大学の図書館
2.交換留学先、ハレ大学での生活
ハレは旧東ドイツ、ザクセン=アンハルト州に位置する人口二十数万人の中規模の都市(これでも州内では実は最大!しかしドイツ人の間でも知名度は高くないようです)で、ベルリンやケルンなどのドイツの大都市に比べれば静かな街です。しかし、街には路面電車網が張り巡らされていて、お店も一通りそろっているので、生活に不便を感じることはないです。
住まいは3人共同で使用する学生寮に住んでいます。寮といっても管理人は週に2日しかおらず、門限もないため、どちらかといえばシェアハウスに近いです。意外と広い寝室兼書斎は一人一部屋与えられていますが、トイレ、シャワーとキッチンは3人で共同で使用しています。
前学期は、たまたま日本に1年間留学経験のある日本学科のドイツ人が同居人で、彼にパーティー(という名の宅飲み)に連れて行ってもらい、そこで日本語学科のドイツ人達と知り合うことができました。結構な数の学生が同じ学生寮に集中していて、毎週のように彼らと集まって飲んで語り合っていました。ドイツ人同士のドイツ語の会話は早すぎて最初はわからなかったので、へこむ毎日でしたが、数か月辛抱強く聞いて会話しているとだんだん理解できるようになります。
毎週水曜日はハレ大学の日本学科の学生が集まるStammtisch(毎週同じ場所で開かれる自由参加の飲み会)が開催されていて、毎週のように足を運んでいました。集まる学生はまだ学士過程で日本語学科といえども日本語学習歴は長くない学生が多いのですが、逆にドイツ語で会話がずっと行われるので、ドイツ語を学ぶチャンスでもあります。
ドイツ語の授業やStammtischの開催、寮での共同生活などを考えると、現地の学生と触れ合う機会は多いのではないかなと思います。
イースターに合わせてドイツ人の医学科の友人がイースター用のケ
3.交換留学先、ハレ大学授業の内容や難しさ
特段履修制限があるわけではないようで、かなり自由に授業を履修することができます。法学部の授業はほとんどがドイツ語で行われますが、中には英語で行われる講義などもいくつかあるようです。先生が話すドイツ語はもちろん現地のドイツ人学生向けなので非常に早く難解です。ペースも早く、慶應では一年間かけて学習する刑法の総論を1学期で終えてしまいます。しかし、メールや直接授業後などに交渉すれば、法学部では、大半の先生が期末試験を筆記試験ではなく留学生向けの口頭試験に変えてくれます。先生方もフレンドリーに対応してくれます。口頭試験は留学生向けということもあってそこまで難しくはないです。(口頭試験ももちろんドイツ語で行われ、試験範囲自体はめちゃくちゃひろいですが!)
学部や授業によっても留学生に対しての措置に違いがあるそうで、ハレ大学に交換留学で在籍しているほかの日本人学生が受けた日本語学部の授業では、普通の試験を受ける代わりに辞書持ち込み可、あるいは試験の代わりに課題をこなすといった代替措置がある場合もあるようです。
不安があったら、一人で悩むのではなく、まず受けたい授業の先生にとりあえずEメールを送ってみるのがよいと思います。
大学の法学部棟
4.こういう人にはハレ大学がおすすめ!
旧東ドイツの、古い町並みが好きな人にはハレはおすすめです!大学近くの街並みは、高い建物はないものの、きれいでこれぞヨーロッパといった美しい様式の建築であふれています!
あと、ドイツ語にどっぷりつかりたい人は、ハレをお勧めします!学生はたいていの人は流ちょうに英語を話すことができますが、店や道端ではほぼ通じません。逆に言えば、ドイツ語を勉強しなければ生きていけないので、ドイツ語に浸ることができます。
ルームメート/
5.交換留学を考えている後輩へ一言
おそらくいろいろと不安が尽きないと思いますが、大体のことはどうにかなります。
日本でできる限りドイツ語を勉強するほうが良いと思いますが、いくら日本で勉強してもおそらく先生が言っていることやドイツ人同士の会話をはじめから完璧に理解するのは無理です。ドイツ語歴6年以上のドイツ語を流ちょうに話すスロヴァキアから来た留学生でさえ、講義のドイツ語はよくわからないといっていました。しかし、根気強く数か月授業を受けていれば、慣れてきてだんだんドイツ語のリスニング能力も向上していきます。あまり悲観せずに、留学に臨んでみてもよいと思います! Viel Glück!
6.まとめ
いかがでしたでしょうか?
語学の上達を目指すためには根気強くドイツ語を聞き続けること、諦めずに練習することが大事です。
霜越さんは交換留学することでそのような環境を手に入れることができました。
霜越さん、ありがとうございました^^
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