最年少学年で交換留学に挑む:2年時に交換留学行くのってどうなの? 〜慶應3年生 南日可那子〜

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最年少学年で交換留学に挑む:2年時に交換留学行くのってどうなの? 〜慶應3年生 南日可那子〜
こんにちは!現在未だ交換留学先のルンド大学に滞在中の南日です!6月中旬に「本帰国」をした6日後に再び出国してスウェーデンにカムバックして来ました。その理由についてはまた別記事にて共有できたらいいなと思ってます。ちなみに二度目で最後の本帰国がついに六時間後となり、鬱になってる心の余裕もありません。
それはともかくですね、今回は2年生として交換留学に挑むとはどういうことなのかについて書いていきたいと思います!そもそも2年生で交換留学行く人が少ないからこそ、それに関する情報が少ないのも確かです。なので2年生として交換留学へ行った人たちを(勝手に)代表して説明していきたいと思います!
1. 2年生で交換留学する人ってどれぐらいいるの?
慶應の交換留学は2年時に出願し、3年時に派遣されるのが圧倒的大多数なのが現状です。2016年度派遣者(第一期・二期)の中で当時二年生として交換留学に行った慶應生は私の知ってる限りなんと15人ほどしかいません。約200人中。
なんでこんなに少ないのか?それは、そもそも大学二年生で交換留学するということは、大学一年生というかなり早い時期に出願しないといけない点にあると思います。大学入学して半年後に出願。ぶっちゃけ、ようやくキラキラの慶應ガール・ボーイ生活に慣れた頃に「さあ、日本を出よう」って人、滅多にいないと思います。笑。私の場合は慶應女子からのいわゆる内部生だったので、慶應の交換留学制度についてはなんとなく大学入学前から知ってました。なので早い段階で準備し、出願することができました。じゃあ2年生で交換留学行く人はほとんど内部生なのか?そんなことは全くありません。外部受験をして慶應に入り、すぐに交換留学の準備に入った学生も全然います!いずれにせよ、早い段階での情報収集・準備が必要となってくることは間違いありません。少しでも交換留学したいと思ったらすぐに行動を取って見てください!
2. 2年生で交換留学するデメリットってあるの?
私は派遣時法律学科の2年生でしたが、デメリットとしてあげられるのは進級・卒業条件をクリアすることが大変であることだと思います。(各学科・学部で異なるので学生部に確認を取って見てください。)法律学科生は30単位以上を取得すれば進級できるので、私の場合は2年生の春学期に30単位以上を取得し、3年生に進級することができました。また、帰国後の3年の秋学期中に再び30単位以上を取ることができれば4年生に進級することができます。しかし法律学科生は2つ大変なことがあります。
まず全員に当てはまることとしては、帰国後の履修登録は時期によっては余り物の中から授業を選ばないといけないということ。余り物=エグ単。頑張りましょう。
その上で法律学科生だと大変なことの一つ目は語学の来日です。二年生の秋学期時の語学を取れないぶん、それを三年生の秋学期時に日吉までわざわざ行って取る必要があります。私は帰国後ドイツ語2コマ、外国語特殊(英語)1コマを家からドアツードアで片道三時間かかる日吉まで取りに行かないといけない、、。普通に泣けます。いや待て、冷静に考えてルンド大学では英語で全て授業を受け、英語を毎日話していたんだからせめて英語だけは免除でしょと必死の思いで学生部に「語学の来日はどう頑張っても避けられない運命なのか」とメール。答えはイェスでまた泣けました。
二つ目は、法律学科は特に3年生からしか取れない法律科目が多いぶん、交換留学直前の二年生春学期時に30単位以上取得という進級条件をクリアするために、必要のない般教を取らないといけないことです。私もすでに卒業条件に必要な般教の単位数はクリアしていたにもかかわらず、12単位分の無駄な般教を取らないといけなかったです。3年生からしか取れない法律科目が多いということは、帰国後苦労するということも意味します。
また、デメリットではありませんが、ぶっちゃけ1年生として出願することは立場的に不利です。出願生のほとんどは2年生で、3年生で交換留学を目指し4年生時に帰国する学生な訳ですが、2年生で出願する彼らに取ってはそれが交換留学できる最後のチャンスなわけです。国際センターのホームページには一年生で出願することは不利に働かないと書かれていますが、もし出願時1年生と2年生の二人の学生の実力が同程度だった時、交換留学できる最後のチャンスである2年生を選ぶと思われます。じゃあどうすればいいのか?2年生として交換留学しなければいけない理由。これを自分なりにきちんと考え、それを出願書類や面接等ではっきりとアピールすることが大事です!
3. 2年生として交換留学するメリットは?
やはり一番のメリットとしては就活に響かないということではないでしょうか?3年生時に派遣されるほとんどの慶應生の一番の悩みが、交換留学に行くことによって就活に遅れをとってしまわないか、就活に悪影響をもたらしてしまうのではないか、といったものです。ヨーロッパ留学なのに冬休みにわざわざボスキャリのためにアメリカへ出向いていた先輩方を私自身目の当たりにして来ましたが普通に大変そうでした。私はその間頑張れとエールを送りながらフランスでチーズとシャンパンを満喫して見事にぶくぶく太っていました。すみません、要は何が言いたいかというと、2年生でいけば3年生の夏前には帰ってくるので、かなりこういった就活関連の障壁は少ないのではないでしょうか、ということです。
また、ゼミ活動にも比較的支障をきたしません。二年生で交換留学するとゼミは一学期分のみ参加できませんが、三年生で交換留学すると一年間参加できないことになります。
個人的に一番のメリットは早い段階で多様な価値観や考えに触れることができ、交換留学先で作り上げた土台を元に帰国後はそこから発展していける点ではないかと思います。3年生での交換留学は1・2年生で基礎作りをしてからの交換留学となります。しかし2年生の場合であればそれを海外ですることができます。そして帰国後はまだ学生生活が一年半残っているため、時間をかけて自分の土台を発展していけるのではないでしょうか。
4.まとめ
2年時での交換留学には大変な面もあるかもしれませんが、そのぶんメリットがかなり大きいです!また、仮にダメだったとしても次の年もう一度挑戦することができます!そう言った意味でもチャレンジャーとして選考においては攻めていけるのではないでしょうか!以上、スウェーデン出国3時間前の南日からお届けしました!
いかがだったでしょうか? 2年生が交換留学に合格するのは容易ではありません!
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