【交換留学インタビュー】1000年の歴史!パリ第一大学(パンテオン・ソルボンヌ)に行く慶應義塾生にインタビュー「3年 石畑渚さん」

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【交換留学インタビュー】800年の歴史!パリ第一大学(パンテオン・ソルボンヌ)に行く慶應義塾生にインタビュー「3年 石畑渚さん」
こんにちは!交換留学.com事務局の天野です!
今回はパリ第一大学に交換留学予定の慶應義塾大学の石畑渚さんにインタビューさせてもらいました!
パリ第一大学はパリ大学の伝統を汲む大学で、設立から実に1000年近くが経過しています!
そんな伝統ある大学で石畑さんが何を学ぶのか? お聞きしました!
まずは、パリ第一大学がどんなところなのか?見てみましょう!!
1.パリ第一大学とは???
パリ第一大学は1150年〜1170年に設立されたとされるパリ大学の伝統を汲んでいます。1970年に大学の再編が行われ、パリの大学は13大学に分割されました。パリ第一大学はソルボンヌとも呼ばれ、法学、歴史学、哲学、政治学、経済学、数学などを学ぶことができます。
2.パリ第一大学に行く 石畑渚さんにインタビュー
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本日はよろしくお願いします!まずは、交換留学に行きたいと思ったきっかけを教えてください。
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大学入学時からなんとなく交換留学したいなとは考えていました。高校一年生の時の留学先のホストファミリーがベトナムからの難民だったことから、難民や東南アジア全般のことを学びたいと思っていました。
大学二年生時に東南アジアの授業を中心的にとり、また、実際に東南アジア諸国に足を運んでみて、政治的立場によって戦争に関する主張が全く違うことに気がつきました。
今までわたしの中で絶対だったホストファミリーの意見も、場合によっては間違っているということが、私には衝撃的でした。特に顕著だったのは宗主国への印象であり、植民地政策に興味を持ち始めました。
こういった経緯からかつて東南アジアの宗主国だったフランスに交換留学したいと考えました。
また、フランス語インテンシブのコースだったので、2年間たくさん拘束されたぶんモノにしてやりたいという思いもありました笑
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トフル(TOEFL)はどうやって勉強しましたか?
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TOEFL iBT 104
私は資格対策をするのが苦手で、テキストなど向いていない性格です。トフルも参考書を買っておわりパターンだったので、あまりいいアドバイスはできません…?
強いていうなら、トフルは問題構造が毎回全く同じなので、それを頭に入れておくとかなり有利です。あとは回数受ければ点数があがるのも事実です。
私も最初は70台でしたが、回数を重ねるごとに点数が上がったので、初めて受ける人はあまり点数を気にしなくていいと思います!
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パリ第一大学を選んだ理由は何ですか?
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歴史研究が圧倒的にすすんでいること。パリ政治学院もたしかに魅力的でしたが、植民地研究が特にできるのがパリ第1大学だったので、選びました。
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面接で何を聞かれましたか?
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日本人面接官2人とフランス人面接官1人、あとは学事の方がいらっしゃいました。
日本語では、
①パリ第1大学に行きたいのはなぜか→歴史/植民地研究が他の大学よりも充実しているから
②なんでフランスで東南アジアの研究をするのか
→植民地研究をしたいから
③植民地研究をしたいという思いにつながる授業はあったか
→粕谷先生の演習
④ベトナム社会に貢献したいと思ったきっかけはあったか
→お世話になったホストファミリーの故郷だからです!
あとはベトナムに行った時に戦争時の両方の立場の人(共産主義&反米と資本主義&親米)に話を聞いて、お互いがお互いを嫌っているんですけど、両方とも言ってることは間違ってないんですよ。いまのままでは解決しない思想分裂を目にしてしまって、どうにかしたいと思いました。
⑤ロヒンギャについて
→学生団体でロヒンギャ難民問題を扱っているので、活動を簡単に説明しましたフランス語
①紙が用意されており、指定された番号がふってある文を音読して、その内容についていくつか質問されました。時事問題でした。
②志望理由について簡単な質問を受けました。正直、フランス語のほうはダメダメだったので、伝えようというパッションを示せばいいと思います?
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エントリーシートには何を書きましたか?
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私の場合、フランスで東南アジア研究をするという一見意味不明な動機だったので、なぜフランスなのか、それは東南アジアや慶應ではできないのか、という点を注意して書きました。
あとは見やすく、わかりやすく、簡潔に、具体的にといったかんじでしょうか…。
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パリ第一大学に期待するものとは?
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様々な人との出会いと、学びと、自分の成長に期待しています。フランス語で苦労することは目に見えていますが、学生のうちに交換留学できる環境にいることを感謝しています。追い込みすぎずに頑張りたいと思います:)
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後輩に一言お願いします!
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交換留学に対しては様々な意見を持つ人がいると思います。たしかに就活はどうなるのかとか未だに私も不安があるのは事実です。
けれど、大学で何を勉強したかと振り返った時にこれを頑張った、と言えるものが欲しいなと私は思いました。語学留学ではなく自分の学びたいことが学べる交換留学は学生のうちが最後だと思うので、少しでも行きたいと思っている人は前向きに考えることをおすすめします:)
フランスに興味がある人がいればぜひご連絡ください!
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交換留学中の石畑さんにインタビュー! パリ第一大学での生活はいかがですか?
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パリ第一大学の特徴は、あまりアジアの交換留学生がいないこと・現地の学生と共に授業を受けられること・英語の授業が少ないので強制的にフランス語の環境に置かれること、かと思います。交換留学生のために普段の授業が易しくなるということはなく、大変な面も多いです。ただ、このような環境にいることで成長できると確信しています。
また、パリ第一大学でなくても、パリでの生活を心からおすすめします。この地で1年間生活できるだけで本当に幸せなことです。勉強・遊びと両者とも充実した生活が送れると思います。
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交換留学中の石畑さんにインタビュー! 交換留学がおすすめな理由はどうしてでしょうか?
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大学での交換留学は、当たり前のようにきこえますが学生として長期間現地校に通える最後のチャンスです。私は2回目の留学ですが、若ければ若いほど吸収するということを実感しています。
慶應が協定を組んでいる大学は国に関わらず良い大学ばかりです。しかもお得です。ぜひ臆せずに、掴めるチャンスを手にしてください。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか? 大学生だったら一度は憧れるフランスへの交換留学、実現させてみませんか?
しかし、交換留学は語学力の準備に時間かかります。また、交換留学の選考には十分な対策が必要です。
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