【交換留学インタビュー】フランス文学研究にぴったり!パリ・ディドロ(パリ第7)大学に行く慶應義塾生にインタビュー「3年 石黒大地君」

【交換留学インタビュー】パリ・ディドロ(パリ第7)大学に行く慶應義塾生にインタビュー「3年 石黒大地君」
こんにちは!交換留学.com事務局の天野です!
今回はパリ・ディドロ(パリ第7)大学に交換留学予定の慶應義塾大学の石黒大地君にインタビューさせてもらいました!
華の都パリへの交換留学、おしゃれですよね~!
石黒君は日常生活はもちろん、授業や友達作りもすべてフランス語で行っていきます。
大学からしかなかなか学ぶ機会のないフランス語。彼はどのようにして語学力を高め、交換留学の切符を手にしたのでしょうか?
まずは、パリ・ディドロ(パリ第7)大学がどんなところなのか?見てみましょう!!
1.パリ・ディドロ(パリ第7)大学とは???
パリ大学は、13の大学からなる大学の総称で、ヨーロッパの中でもかなり歴史のある大学郡です。
その中でもこのパリ・ディドロ(パリ第7)大学は、フランスの啓蒙思想家であり美術や哲学に関する研究で著名は、ドゥニ・ディドロを輩出した学校です。
2.パリ・ディドロ(パリ第7)大学に行く 石黒大地君にインタビュー
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本日はよろしくお願いします!まずは、交換留学に行きたいと思ったきっかけを教えてください。
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以前から交換留学には興味があったのですが、大学院への進学か交換留学かのどちらをとるか、長い間決めあぐねていました。結果として、語学クラスの先生の勧めもあり、交換留学という形で留学へ行くことを決めました。記憶は定かではありませんが、決心の付くのが遅すぎたこともあり、その時点で願書の提出期限を目前としていたため、徹夜で志望書と計画書を仕上げていたように思えます。
そもそもの交換留学を希望した動機ですが、フランスへ行きたい、フランスへ行くならパリへ行きたい、パリへ行くなら、パリ大がいい、といった漠然としたものだったような気がします。(本当は最初、高等師範学校への志望書を書いたのですが、先生からストップがかかりました)
文学の勉強が出来る大学が、交換留学の提携校では限られていたので、最終的に願書を送ったのは、パリ第七大学のみでした。
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フランス語はどうやって勉強しましたか?
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フランス語能力に関してですが、僕のフランス語は、僕の専攻の中では中の下といった感じですかね。この前、語学の足しになるかとル・クレジオというフランスの現代作家の小説を原文で読んでみたのですが、結果として実用的なフランス語能力は一切つきませんでした。ですから最近は、付け焼き刃ではありますが、「生活のためのフランス語」みたいな名前の参考書を一冊買って、フランスにもっていくべきなのかと考えています。こんな僕でも交換留学にいける訳ですから、交換留学に必要なのはやる気と楽観主義なのかもしれません。
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パリ・ディドロ(パリ第7)大学を選んだ理由は何ですか?
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なぜ、パリ第七を選んだかと言いますと、元はと言えばかなり安直な選び方ではありましたね。上でお話ししたと思うのですが、フランスに行きたい、パリに行きたい、パリ大へ行こう!といった感じです。ただ、慶應はパリ第四との提携がどうやら今はないようで、文学を勉強しようと思うと、やはり限りがある訳です。(ノルマルとの提携はありますが…。)そんなときに、第七の文学研究科を眺めていると、アルトーとドゥルーズを研究している方が見つかったので、ここにしよう、と志望先が見つかったという次第です
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面接で何を聞かれましたか?
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面接についてですが、おそらく志望書がきちんとかけていれば、日本語の面接では特に困ることはないと思います。僕の場合は、交換留学先大学の教員を調べて、その中にジル・ドゥルーズという思想家と、アントナン・アルトーという演劇家を研究されている方がいたので、主にそのアルトーという作家の本に関して触れて、その研究者の授業を受けたくてしょうがないのだということを書きました。ですから、志望書の内容面に関しては特に問題はなく、挙句来年のゼミの先生は(当時は二回生でしたので)はどうするか、なんていう質問を受けました。日本語での他の質問は形式的な質問ですので、常識的な答えを返していれば余裕でした。ただ、フランス語圏の交換留学に関しては、ネイティヴの教員のフランス語での面接があって、これが本当にエグいです。内容としては、まず向こうから指定のテクストが与えられ、それの音読、内容の説明、内容について自分の意見を述べる、の三つの試験があり、その後で志望書の内容に関して、(僕の場合)専門的な質問がありしまた。お話しした通り、僕のフランス語能力は相当悲惨ですから、ネイティヴの方の「アントナン・アルトーはシュールレアリストか?」という日本語でも簡単には答えることのできないような難問に、「アルトーは感じ、ブルトンは考えた」というめちゃくちゃな回答を返し、なんとか僕の言わんとしたことを汲み取ってもらったというような有様です。
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エントリーシートには何を書きましたか?
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エントリーシートに関しては、僕にとってパリ第七はやっと見つけた志望先だったので、ここに受からなければ交換留学は諦める覚悟でした。ですから、志望書ではこの一校についてしか触れていません。幸い、この選択が吉とでて、無事この大学への審査に合格することとなりましたが、志望先大学をどこまで絞るかという選択は人それぞれだと思います。ただ、いずれにせよ字数は日本語でたかだか800字ですので、志望書を書く際は、字数を埋めることよりむしろ削ることが問題になると思います。
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パリ・ディドロ(パリ第7)大学に期待するものとは?
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向こうでは、楽しくやりたいですね。あとは身の安全ですかね。学びたいことを学んで、楽しくやれたら僕はそれで十分です。
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後輩に一言お願いします!
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行こうと思った時が交換留学の始まりです。動き始めればスピードは後から付いてきます。必要なものは熱意と若干の楽観主義です。交換留学準備は本当に忙しいですが、頑張ってください。僕もいまビザがとれず焦っています。でも、なんとかなります。頑張りましょう。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか? フランスに留学するというのは大学生の憧れですよね? フランスの文化を学んでみたい!フランス人の友人を作りたい!という方はぜひ交換留学を目指してみてください!
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