さくっとおさらい!交換留学って?

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さくっとおさらい!交換留学って?
大学に入ると必ずと言って良いほど聞く言葉「留学」。
一口に「留学」といっても、様々なタイプのものがあり、自分の留学目的や予算、留学希望期間や大学を卒業したい時期を考慮したうえでベストな形のものを選択することが求められます。
今回は、その中でも最も一般的な交換留学について紹介していきます。
もう知ってるよって方も、この記事でさくっとおさらいしてみましょう!
まだ知らなかったことがあるかもしれません。
1.交換留学とは?
交換留学とは、日本の大学に籍を置いたまま、その大学が提携している海外の機関(主には大学、大学院)で一定の期間学ぶということです。
ほとんどの大学が海外で取得した単位を自分の大学の卒業単位として認定してくれるため、1年間留学したとしても、卒業時期を延ばすことなく卒業することも可能となります。
ざっくりとした紹介はここまでにして、さっそく交換留学のコアな部分を見ていきましょう。
2.交換留学にかかる費用
いろいろな形での留学、海外経験の方法がありますが、まずは交換留学をする場合の費用について紹介していきます。
まず留学をスタートさせる前の段階でかかる費用についてです。渡航費、海外保険料、各種申請費(学生VISAや登録手数料など)、がメインとなります。おおよその金額について。
渡航費・・・10万円(地域によって大きく異なります)
海外保険料・・・10万円(1年間の場合)
各種申請費・・・3万円となります。
留学期間中にかかる費用についても紹介していきます。(1年間の場合)
授業料・・・111万円(文系の場合)
生活費・・・150万円
その他・・・50万円
交換留学の場合、基本的には慶應義塾に授業料を納めます。つまり慶應義塾に通う額と同じ額を収めればいいのです。文系なら年間で111万円ほどですね。
続いて生活費についてです。この生活費には寮の家賃、交通費、食費、通信費など生活に欠かせないお金が含まれています。留学先の地域、物価によって生活費が大きく変わります。
留学生の場合、寮に住む事が圧倒的に多くなりますが、一人部屋よりも二人以上でシェアした方が安くなりますし、風呂やトイレが部屋に付いているかということによっても金額は大きく変わってきます。
1ヶ月で5万円から8万円を見ておくと良いでしょう。
最後にその他の金額について。留学先では少なからず留学生の友達ができるはずです。そんな友達と食事、遊び、旅行など色々と費用がかさむものです。
おおよその金額でしか言えませんが、1年間留学するためには250~300万円がかかってくるということになります。ただ留学の場合、奨学金を受けることも可能なので自分が奨学金の対象になるか確認してみるのが良いと思います。
3.交換留学のメリット
さて、そんな交換留学のメリットを、ざっくり紹介していきます!
❶日本にいるよりも英語力を身につけることができる
❷自分の視野が広がる
❸受け入れ先の大学に授業料を支払わなくてもいいこと
それぞれの項目について詳しく書いていきますね!
① 外国での生活となるので否が応でも英語を話さなくてはなりません。授業中やグループプロジェクトのときに自分の意見を求められる場面や普段の日常生活においても英語を話したり聞いたりする場面は必然的に多くなります。日本にいる時よりも効率的に(なかば強制的ではありますが・・・)英語と接することが出来ます。英語以外の現地の言葉を学ぶこともできるかもしれません。英語を話せるようになるには英語に触れるのが一番といわれてますから、留学は英語を上達させる近道であるといえます。
② 留学先の大学は日本人だけで構成されているわけではありません。世界中から人が集まってきます。文化・常識・宗教など我々とは完全に異なる人と友人になり、ルームメイトになることもあります。日本では気づかなかったことや新たな気づきを、彼らと一緒に生活することで気づき、共有することもできるのです。自分の視野が広がります。
③ 交換留学では日本の大学に授業料を払い続ければたいていの場合、留学先の大学に授業料を払う必要がありません。というのも交換留学では、自分の大学→←留学先に同じ数の留学生を交換するというシステムになっています。そのため先に述べたように、自分の大学だけに授業料を払えばいいのです。短期の語学研修よりもよりお得に英語を学べます。
4.交換留学のデメリット
続いてデメリット!いいことづくめというわけにもいきませんよね。。。
❶行っただけでは英語力を伸ばすことはできないこと
❷誰もが交換留学をすることはできないこと
❸留年の可能性があること
こちらも詳しく書いていきますね!
① もちろん留学をすることにより英語力を伸すことはできます。しかし自分の積極性や留学生活の送り方次第で英語力の伸びに大きな差が出てしまいます。たとえばいつも現地の学生や他国からの留学生と友人になり、彼らと一緒に過ごす時間を多く持つことができる人、一方でいつも日本人の留学生と一緒にいて常に日本語を話してしまう人。もちろん前者の方が英語力を伸すことができますよね。日本人の友人を作ってはいけないと言うことはありません。日本人と外国人とうまく時間を使い分けることにより、より良い留学生活が送れることは確かなことですよね。
② 交換留学をするためには自分の大学が定める一定以上の成績や英語の能力試験、面接に合格しないといけません。一度は聞いたことがあるGPA。これも交換留学には必須です。これはすぐに上げようとしてもなかなか難しいのが実情です。交換留学をしてみたいと思ったときにはもう手遅れ…なんてこともよくあることです。大学に入学したときから留学を考えているのであれば、常日頃から勉強に励まないといけませんね。また英語の能力試験を受け、一定以上のスコアを取らないといけないこともあります。良くある試験はTOEFL,IELTSです。これもいつでも受けられるというものではありません。試験日を確認して計画的に英語の勉強をすることも必要です。
③ 自分の大学を離れることになりますし、いくら留学先の大学の単位を卒業単位としてカウントすることができるとしても、留学先ではもちろん英語の授業、英語でのテストとなります。100%テストに合格できるとは限りません。留学先で単位を取って卒業単位にしようとは考えすぎない方が良いかもしれません。
5.交換留学を実際にするためには
交換留学を実際にするためには、具体的にどんなアクションを起こしていくべきなのでしょうか?
❶留学をしてみたいと思ったときから求められるGPAとTOEFL, IELTSのスコアをとる
❷留学の志望理由、具体的に留学先でどんなことをしてみたいのか考えてみる
❸とにかく早めに準備をする
先にも述べたとおり成績や英語のスコアはすぐには上がりませんし、一定以上を取るためには時間がかかります。早めの準備は欠かせません。また初めのうちは「周りの人が留学するから自分もしてみよう」という興味本位でもかまいません。
ただし交換留学をするためにはほとんどの場合、留学生係の先生・教授と面接をしなければなりません。英語での面接になることも良くあることです。そんなときには留学の志望理由や現地での学習計画、帰国後の計画を事細かく説明しなければなりません。これも早めに準備をしておきましょう。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか。留学はしてみたいけど、まだちょっといいかな、、、なんて思っているとあっという間に卒業を迎えてしまいます。大学内で楽しい大学生活を送るのも充実していると思いますが、交換留学で海外で新たな生活をして、新たな友人と出会うというのも人生にとって素晴らしい経験になるでしょう。この記事を見て少しでも留学について考えていただけたら幸いです。
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