〜日本人がほとんどいないところへ!〜 ライス大学へ交換留学した慶應義塾生インタビュー「3年、高橋諒平さん」

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〜日本人がほとんどいないところへ!〜 ライス大学へ交換留学した慶應義塾生インタビュー「3年、高橋諒平さん」
こんにちは!交換留学.com事務局の天野です!
今回は交換留学から”帰ってきた”慶應義塾大学の先輩を取材しました!いままでのインタビューではこれから交換留学に行く慶應の方々を取材し、どうやって選考を通過するかをお聞きしてきましたが、今回はライス大学での生活や過ごし方、そして経験や自分の人生がどう変化したかをお聞きしました。
高橋さんは2年生からの交換留学、しかも日本人が少ない環境での交換留学ということで日本人がいない環境下で英語を磨きたい人に是非読んでもらいたい内容です!
どんな大学生活を過ごされていたのでしょうか?
ぜひご覧ください!
1.交換留学先にライス大学を選んだ理由
学生数が少ない事(特に日本人の数)、多様性溢れる人種が混在していること、TOEFLの求める点数が高かったこと、そして自分の目で学校を見ていたことがライス大学を志望した主な理由でした。1つ目、および2つ目の理由に関しては、せっかく慶應義塾を離れて海外で勉強するのであれば、慶應義塾に在籍している環境とは全く異なる環境に行きたいと思っていました。それゆえ、日本人がほとんどいない様な環境を選びました。また、アメリカの大学では基本的には多様性に溢れた学生が在籍していますが、その中でも特にダイバーシティに重きを置いている学校を選択しました。オリエンテーション期間にいきなり、多様性に関するビデオを鑑賞しグループディスカッションが始まった際にはびっくりしましたが(笑)。3つ目の理由として挙げさせていただいたTOEFLの要求点数が高かったことに関しては、私が高い目標を持った方が燃えるタイプだったので、点数という分かりやすい目標を一つ設定したかったことが理由です。最後の理由に関しては、私が高校3年生になる時に家族(両親と弟)がヒューストンに引っ越しました。それからは日本で一人暮らしをし、夏休みや冬休みを利用して両親のもとに帰っていたのですが、その際に、慶應義塾と交換留学で提携している学校が近くにあると聞き、実際に見にいったことがありました。見学をしてみると、学校の雰囲気や生活環境の良さに驚き、最終的にはやはり見たことのあったライス大学への憧れが強くなっていき、決め手になりました。
2.交換留学先のライス大学の授業の難易度
現地の授業は日本の講義形式の受動的な授業とは異なり、能動的に学生や教授と会話が起こる様な授業が多いです。当然、講義型の授業もありますが、そういった授業であっても週に1度はディスカッションの授業が異なるので、インプットだけでなく、アウトプットをする機会が用意されているのが特徴かと思います。また、人数が少ない授業が多いのでディスカッションの他にもプレゼンテーション、グループプロジェクトも多くあります。私が個人的に最も面白かった授業は、向こうのスタートアップと協働してその企業が抱える課題を発見、解決していく授業でした。デザインシンキングという課題解決プロセスを学んだ上で、それを実例に当てはめていくのですが、1学期を存分に利用した当プロジェクトは非常に遣り甲斐のあるものでした。
3.交換留学先のライス大学で驚いたこと、文化の違いなど
ルームメイトがアメリカンフットボールの選手だったことは珍体験だったかもしれません。そもそもアメリカンフットボール部の選手は部活の他の選手と同じ部屋になるので、基本的に一般の生徒とは同じ部屋になりません。しかし、たまたまアメリカンフットボール部の1年生が奇数であったことで、一般性と組むことになった様です。また、部屋割りを決める為に事前にアンケートを記入するのですが、スポーツ好きや深夜遅くまで起きているといった特徴が一致したため、同じ部屋になったと後日聞きました。190cm/100kgの体格を持ち、スピードを武器とするルームメイトは強そうな見た目とは裏腹に物凄く優しい心をもつ人でした。彼が今後NFLに行き、活躍する事を心から願い、応援するばかりです。
4.交換留学先のライス大学で得た、貴重な経験
交換留学先で得た最も貴重な経験は、様々な国・文化・経済状況の下で過ごした学生と1年間を過ごしたこと、そして海外に住むことでより日本という国を客観的に見ることができた事かと思います。幼少期(年長から小学校3年生)にアメリカに住んでいたこともあり、アメリカの生活には何の違和感もなく入っていくことができると初めは思っていました。しかし、いい意味でも悪い意味でも日本という国に染まっている自分に気づきました。ライス大学で勉強した事や、課外活動を通じて学んだ事も多くありましたが、最も重要な経験は、人間の根幹にあたる価値観や、モノの見方といった部分が一年間の交換留学生活で大きく広がったことかと思います。
5.交換留学を目指す、後輩に一言
最重要な経験でも書かせていただきましたが、日本国外に滞在する事で日本という国がより分かる様になります。そしてその感覚は決して無駄にはならないと思います。交換留学をしたいけどどうしたら分からない、ライス大学の話がもっと聞きたい等々、私で良ければ相談に乗りますので、交換留学報告書に記載されているメールアドレスにご連絡下さい。最後までご一読ありがとうございました。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか? 交換留学をすることで海外で生活することができます。日本国外に滞在して日本と海外の違いを学べることは貴重な体験です。
しかし、慶應の交換留学は突破は容易ではないです。
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