〜最高にユニークな環境へ〜 ロンドン大学東洋アフリカ学院に行く慶應義塾生にインタビュー「3年 寺尾彩子さん」

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〜最高にユニークな環境へ〜 ロンドン大学東洋アフリカ学院に行く慶應義塾生にインタビュー「3年 寺尾彩子さん」
こんにちは!交換留学.com事務局の天野です!
今回はロンドン大学東洋アフリカ学院に交換留学予定の慶應義塾大学の寺尾彩子さんにインタビューさせてもらいました。
第1希望の大学でなければ交換留学には行くことはなかったと言い切る寺尾さん。そんな彼女がどういった動機で、何を学びに行くのか?
かなりディープな内容になっております!
まずは、ロンドン大学東洋アフリカ学院がどんなところなのか?見てみましょう!!
1.ロンドン大学東洋アフリカ学院とは???
ロンドン大学東洋アフリカ学院は、1916年に設立されたロンドン大学連合の一員です。学生の40%が交換留学生であり、イギリスの大学で唯一、アジア・アフリカ・中東研究を専門としています。研究施設も充実しており、世界中から集めた貴重な書籍を所蔵しています。交換留学生に対する支援も手厚く、交換留学がしやすい大学であると言えます。
2.ロンドン大学東洋アフリカ学院に行く寺尾彩子 さんにインタビュー
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本日はよろしくお願いします!まずは、交換留学・ロンドン大学東洋アフリカ学院に行きたいと思ったきっかけを教えてください。
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大学1年生の時に軽い気持ちで交換留学に行きたいかなと思って、アイエルツを1回受けました。その点数が足りなくて1度交換留学を諦めかけました笑
2年生になった時に点数が取れたら交換留学に行こうかなと思ってアイエルツを受けたら、Overallが出願資格を満たしました。Overall足りていましたが、各セクションは足りなかったので合格後に受けなおしました。
第1志望はロンドン大学東洋アフリカ学院で第2志望以下は書いていません。ロンドン大学東洋アフリカ学院に行きたかったから交換留学することにしたので、他の大学については考えていませんでした。イギリスに昔住んでいたということもありイギリス英語が好きで、イギリスに行きたかったです。その中でも、以下の理由でロンドン大学東洋アフリカ学院を選びました。第1にアフリカについて勉強したかったということです。社会科の資料集の内戦のページを見てアフリカに興味を持ちました。1個の大陸にいろんな国があるのが面白いと思ったからです。直感的に何も知らない地域だということ惹かれました。第2に比較政治について勉強したかったということです。高校の時に1番最初は国際政治を勉強したいと思っていました。その後、2個の国の内部の違いを比べて一般的な理論を出すという点が面白いと思ったので比較政治をやりたいと思うようになりました。そして、これらを慶應では十分に学べませんでした。ゼミは比較政治のゼミを選びましたが、アフリカだけでなく他の国を研究することもあるので、アフリカを専門的に研究するということはできませんでした。
比較政治の知識を慶應で身につけ、地域研究もすることでアフリカ全般をロンドン大学東洋アフリカ学院で学びたいと思っていました!
ロンドン大学東洋アフリカ学院にした理由は交換留学生が多くて、自分が比較政治で取扱っている国から来た人たちとも会うことができると考えたからです。その国の人と会えばその国についてよくわかると思いました。
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アイエルツ(IELTS)はどうやって勉強しましたか?
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アイエルツは初回は勉強せずに受けました。条件付きでロンドン大学東洋アフリカ学院に合格した後は、足りなかったスピーキングとライティングを集中的に勉強しました。リスニングとリーディングはほぼやりませんでした。インターネット上にあったアイエルツ・ライティングの教材を使って勉強しました。
スピーキングはひたすらYoutubeにアップロードされていたアイエルツのテープに対して、自分がしゃべれるようにするという練習をしました。スピーキングはやればやるだけしゃべれるようになりました。 アイエルツのスピーキングは評価者が面接官1人なので、評価がぶれることがあります。それに左右されないスピーキング力をつけないといけないと思います。
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エントリーシートには何を書きましたか?
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志望理由書には、まず比較政治のことを述べました。
特に私はロンドン大学東洋アフリカ学院に志望大学を絞っていたので、それに徹して書きました。
大学の1、2年生の時に比較政治の本を読んでて、3年生のゼミで絶対比較政治を勉強すると述べました。
実は、私は慶應のアフリカを研究するゼミに入りたかったのですが、自分の代でなくなってしまいました。一番研究したいことが突如できなくなってしまったので、それを叶えるために交換留学をすると述べました。 慶應ではとりあえず、比較政治全般を学ぶゼミに入って、ロンドン大学東洋アフリカ学院でアフリカについて学ぶという方針を首尾一貫させました。本当にその学問をやりたいと訴えかけました。留学計画書は本当に自己流でした。シラバスで授業はしっかりと調べました。
自分が今すべきこと、向こうで学ぶべきことを明確に区別して書きました。
今は本を読んだり、今の授業をちゃんとやることを心がける。
そして、向こうでやるべきこととしてこの授業を取って勉強するという到達目標を書きました。授業は比較政治学やアフリカの国際政治の授業をとると述べました。そして、一番最後に自分が帰ってきてから何をするかを書きました。当時は大学院に行きたかったので、ロンドン大学東洋アフリカ学院で学んだ知識を大学院のために使うと述べました。
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面接で何を聞かれましたか?
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まず最初に、日本語で聞かれました。
Q: なんで第1志望だけで他のところは志望しなかったのか?
A:比較政治とアフリカを同時に学べるのは第1志望しかなかったからです。 Q:なんでイギリスなのか?
A:アメリカの大学も調べましたが、アメリカの大学は国際政治は強いけどアフリカという地域に絞ってることはないからロンドン大学東洋アフリカ学院のほうがいい。Q:将来何になりたいですか?
A:NGOで政策面の支援か、教育系の支援を行いたいです。NGOで働きたいと思います。Q:NGOについて調べていますか?
A:調べました。経済面の支援をするNGOが多いですが政策面から支援するNGOに行きたいです。以下は英語で聞かれました。Q:せっかくアフリカ研究の大学に行くのにアフリカの言語を学ばないのか?
A:言語は道具だから自分でいくらでも勉強できると思います。 それは自分でやっていきたいです。アフリカだから英語・フランス語が通じるのでとりあえずそれを今勉強しています。独学でできる言語じゃなくて比較政治を研究してる教授から学びたいと思います。
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ロンドン大学東洋アフリカ学院に期待するものとは?
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第1にロンドン大学東洋アフリカ学院は1個の授業の時間が2時間、3時間あるので1個のことについて極めたいと思います。宿題に関しても1回に文献がすごい量でるので、文献を読んでインプットした上でのディスカッションが楽しみです。講義とディスカッションが組み合わさった授業で、教授から文献を超えた内容の話が聞けるのが魅力的です!
また、ロンドン大学東洋アフリカ学院には、中東・アジアに興味ある人、途上国に興味があるユニークな人が集まってるので、そういう人たちと1年間学べるのが楽しみで仕方ないです! いろんな視野を持った友人たちと勉強するのも楽しみです!
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後輩に一言お願いします!
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交換留学に行けるっていうチャンスはすごい大きいことですが、交換留学したいという理由で大学を選ぶのは良くないので、大学を選ぶ時にしっかりとした理由が欲しいと思います。そうじゃないと実際に交換留学行っても学びにはならないです。これが学びたいっていうのを専攻して学びたいことを学んだほうがいいと思います。ぜひ頑張ってください!
3.まとめ
いかがでしたでしょうか? イギリスへの交換留学は毎年高い倍率を誇りますし、十分なIELTSの点数を取ることが不可欠です。
語学力の準備に時間かかります。また、交換留学の選考には十分な対策が必要です。
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