【交換留学インタビュー】中国4000年の都 西安交通大学に行く慶應義塾生にインタビュー「3年 熊倉恵太君」

目次
【交換留学インタビュー】中国4000年の都 西安交通大学に行く慶應義塾生にインタビュー「3年 熊倉恵太君」
こんにちは!交換留学.com事務局の天野です!
今回は西安交通大学に交換留学予定の慶應義塾大学の 熊倉恵太君にインタビューさせてもらいました。西安というと、秦や隋、唐といった中華帝国の首都となった場所ですね!
しかも西安交通大学の授業はほぼ全て中国語で行われるということで、どうやって中国語を身につけたかもお聞きしたいです!
まずは、西安交通大学がどんなところなのか?見てみましょう!!
1.西安交通大学とは???
西安交通大学は西安の中心街に位置する大学です。中国の大学の中でも最も古い大学の一つで、前身の大学は1896年に設立されています。古都西安に位置するため、中国の文化研究が盛んであり世界遺産の兵馬俑も大学の近くに位置します。慶應義塾から交換留学する学生は月6万円の奨学金が自動付帯するため、交換留学の費用は非常に安いと言えます。
2.西安交通大学に行く 熊倉恵太君にインタビュー
-
本日はよろしくお願いします!まずは、交換留学に行きたいと思ったきっかけを教えてください。
-
高校が慶應義塾高校だったので、慶應義塾高校の第2外国語として高校2年の頃から中国語を勉強していました。大学は慶應義塾の中国文学専攻へと進みました。文学といっても魯迅などの書いた中国の文章について勉強しないといけないというわけではなく、歴史など中国のことであれば幅広く勉強することができます。中国に非常に興味があったので面白いと思いながら中国のことを勉強していました。
そんな時に文学部の中国語専攻のオープンゼミで交換留学報告会が開かれました。これが交換留学を検討するきっかけになりました。それまでは、上海や北京に興味がありましたが、交換留学自体は考えあぐねていました。やはり実際に先輩の話を聞いたことは自分の背中を押すきっかけになりました。
それまでは、中国について専門的に勉強してるけれど、少なからず日本よりも悪いところだっていうイメージがありました。それが、先輩の話を聞いて払拭されたのが大きいと思います。交換留学に行って楽しかったとか、行ってよかったっていう話を聞いて安心感がでました。
学生生活1年間いってみるのも面白いじゃないかって思えるようになりました。
-
中国語(HSK)はどうやって勉強しましたか?
-
西安交通大学はHSK5級の取得が条件でした。(HSKは6級が一番難しい)
合格点は7割でしたが、それをちょっと超えたくらいの点数をとりました。リスニングが非常に難しいので、とにかく聞いて練習しました。スピーキングも中国語を5年間勉強している自分でもまだまだ甘いと言われます。
-
西安交通大学を選んだ理由は何ですか?
-
当初は中華圏であればどこでもいいと思っていました。ただし、北京と上海、台湾・香港という大都市は避けようと思っていました。あまり日本人が行かないところに行ったほうが楽しそうだと思ったので。
絞った大学は、南京、吉林、西安交通大学でした。もっと言うと交換留学で行くことも考えていなかったです。中国は私費留学でも費用がかからないと思ったので。そんな時に教授に中国の交換留学の枠が余っているので是非行って欲しいと言われました。
最終的には一番面白そうな都市である西安に決めました。南京とも迷いましたが、より中国らしさがあって日本人が少ない西安が良いと判断しました。
中国に両親の転勤で住んでいて、西安に行ったことがある人の話を聞きました。街として面白そうだなぁと思うようになりました。
交換留学いいなぁって思っているだけだと、いろいろわからないことづくしだったので、話を聞いて動けたことがよかったです!行くにあたって調べた時にネットの情報が古かったりしたので苦労はしました笑
-
面接で何を聞かれましたか?
-
向こうの大学でやりたいことはないのか?と聞かれました。
シラバスよんでこの授業面白そうだなぁっていうのは目星をつけていましたが、現地でこういう授業を取れたら楽しいと思っていた程度だったので、面接の時に突っ込まれて初めて述べました。
-
エントリーシートには何を書きましたか?
-
中国の文化に触れたい!ということを前面に出しました。中国のことを勉強するために交換留学を使って留学をしたいとも言いました。
そして、できる限り中国の文化が根強い街、日本人が少ないところにいきたいと述べ、西安という街が面白いと感じたと書きました。
-
西安交通大学に期待するものとは?
-
西安の街に期待しています!日本の神奈川・東京という狭い地域で長年暮らしてきたので、そこで暮らしていた生活から抜け出し非日常を体験したいと思います。面白いことできるんじゃないかって思ってます!
何回もお腹壊すだろうし、西安は一番空気汚いですが、それも含めて全部面白いかなって思います!
-
後輩に一言お願いします!
-
交換留学はやる気や家族の理解・協力・援助があって、行っちゃおうという度胸があれば、気軽にいけるものだと思いっています。面白いことがたくさんあると思うので興味を持っている人は、いったほうが絶対面白いと思うので、少しでも興味ある人は動いて欲しいと思います!
僕自身も中国に住んでいたわけではないし、夏休みに中国語選択している人の文学部の短期研修に参加して1回だけ北京に行っただけなので気軽に中国に行くこともできると思います。ちなみに、西安交通大学は書類が来るのが遅かったりいろいろ苦労はしています笑 自分は慶應義塾からの5年ぶりの派遣交換留学生らしいです笑
あと、中国に行かれる方はLineやフェイスブック、ツイッター等が使えなくなるので注意してください!
-
中国はインターネットでSNSやグーグルに問題なく接続できますか?※交換留学中の熊倉くんに追加でインタビューしました。
-
有料のVPNに接続すればSNSはほぼ問題なく使える。(中国政府などによってサーバー攻撃されない限りは
-
交換留学先の中国で、中国語をとる時の注意※交換留学中の熊倉くんに追加でインタビューしました。
-
最初の中国語クラス分けが筆記試験なので日本人の既習者であればおそらく最上級のクラスに振り分けられるが(学習歴が長くなくても、漢字がわかればなんとなく問題が解けてしまうため)、同じクラスの他の国の中国語学習者は桁違いに話せるし、聞ける。そのため周りとの絶望的な差に焦ります。ヒアリング、スピーキングのできちんと準備をした方が良いと思います。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか? 中国留学は情報も少なく、交換留学の突破には情報を集めることが大事です。
そして交換留学は語学力の準備に時間かかります。また、交換留学の選考には十分な対策が必要です。
無料相談会
中国への交換留学についてもっと詳しく知りたい!
悩んでいる方はぜひ交換留学.comの無料相談をご利用ください!
Line@による情報発信
先輩との限定交流会などクローズドな情報をお送りします。下記のボタンから是非ご登録ください。
慶應交換留学フルサポートパック
交換留学.com では、「慶應交換留学のための対策塾」を運営しております。
詳しくはこちらをご覧ください!