〜あえて日本人ができるだけいない環境へ〜 浙江大学へ留学した慶應義塾生インタビュー「3年、田鍋すみれさん」

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〜あえて日本人ができるだけいない環境へ〜 浙江大学へ交換留学した慶應義塾生インタビュー「3年、田鍋すみれさん」
こんにちは!交換留学.com事務局の天野です!
今回は交換留学から”帰ってきた”慶應義塾大学の先輩を取材しました!いままでのインタビューではこれから交換留学に行く慶應の方々を取材し、どうやって選考を通過するかをお聞きしてきましたが、今回は浙江大学での生活や過ごし方、そして経験や自分の人生がどう変化したかをお聞きしました。
どんな大学生活を過ごされていたのでしょうか?
ぜひご覧ください!
まずは、浙江大学がどんなところなのか?見てみましょう!!
1.浙江大学とは???
浙江大学は、1897年に設立された求是書院を前身とする大学です。中国でも5本の指に入る歴史ある名門校です。浙江大学は、中国で最も早く創立された四大学府の一つであり、北京大学や清華大学に次ぐ名門校、大規模校としてその名を広く知られています。浙江省の省都である杭州市に位置し、中国最大の都市上海に近接しています。
2.交換留学先に浙江大学、中国を選んだ理由
北京や上海にある大学と違い、日本人が少ないから。
杭州という街が都会でありながら自然も多く、住みやすかったため。
世界遺産である西湖が大学のすぐそばにあったから。
というのが理由です!中国を選んだ理由としては、内部進学のため高校から第二外国語を履修でき、高2から大学2年の春まで慶應でずっと中国語を勉強し続けていたからです。中国語のレベルが上がるにつれて、中国に行き現地の人と直接やりとりをしたり、実際に中国で生活してみたくなりました。
3.浙江大学でのおもしろい経験
バルセロナ出身のルームメイトであるエリオノールと一緒に生活していました。ネギの形のペンケースを自らすすんで持ち歩いたり、朝に皮を剥いただけの生の人参をまるまる一本かじって食べるような人で、部屋で一緒に過ごすのが面白かったです。夏には二人で半玉分のスイカを買って半分ずつ食べるのが日課でした。会話は中国語だったので英語力は伸びませんでした。帰国後には彼女の実家のあるバルセロナへ、彼女の家族や友人に会いに行くほど仲良くなりました。
日本語を勉強している中国人学生が多く、また、日本の製品(電化製品や食べ物)や映画、キャラクターがとても人気で嬉しかったです。日本語を勉強している中国人たちと「君の名は。」を見に行ったのが懐かしいです。
日本人が少ない分、日本人同士の交流が盛んでした。浙江大学の学生同士で交流するだけでなく、社会人に就活について話してもらったり、同じ慶應から中国の他の都市へ交換留学中の学生が遊びに来てくれたりしました。本科生の中には日本語をほとんど喋れない日本人もいて、そういう人との出会いは新鮮でした。
4.浙江大学の授業
私は中国人学生に混じって法律の授業を受けていましたが、授業によっては前の時間の授業が終わった途端に前から席が埋まっていくことがありました。その真面目さには驚きました。授業中に携帯をいじっている人は少なくなかったですが、よっぽどの理由がない限り授業そのものをサボることはないそうです。
先生方は基本的に交換留学生に寛容で、憲法の授業では日本の憲法史についてみんなの前で五分間のプレゼンテーションをする機会をいただけました。他にも水泳や合唱の授業を取りましたが、中国人と一緒に泳いだり中国語の歌を合唱したりする機会は普段なかなかないので、とても貴重な経験となりました。
5.後輩に一言
帰国して2ヶ月経ちますが、交換留学で得たものは帰国後も続いていると感じます。(外国人との交流に壁を感じなくなったり、日本や海外の歴史や文化、風習などをもっと知ろうと思えたりという点で。)
迷っているのなら交換留学はしたほうがいいと思います。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか? 交換留学は世界最高レベルの大学で日本とは違った学友と学ぶことになります。交換留学で最高の友達を作りませんか? 是非交換留学への一歩を踏み出してください。
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